Mac OSXは、オペレーティングシステムのなかでも、とくにメジャーな存在として認知されてきました。
2020年11月にリリースされたmacOS Big Sur移行は、メジャーバージョンを上げるようになっています。
しかしここでは、Mac OSXとは、どのようなオペレーティングシステムだったのかを確認していきましょう。
はたして、Mac OSXは、これまでに、どういった変遷をたどってきたのでしょうか。
また、Mac OSXといえば、コードネームも気になるところ。
このMac OSXのコードネームの意味と由来とは、それぞれ、どういうものだったのか、興味深いですので、探ってみました。
さらに、Mac OSXのOS 9以前についても、変遷がどうなっていたのか、チェックしていきますので、ご覧ください。
1.Mac OSXとは
Mac OSXは、アップルのオペレーティングシステムです。
Classic Mac OSの後継であるオペレーティングシステムとして、BSD系UNIXをもとにして開発されました。
ちなみに、NeXTのOPENSTEPの技術をもとにしていて、Macintosh専用というオペレーティングシステムとなっていました。
2001年にリリースされることになって、それ以後、パソコンユーザーたちのあいだで、おおいに人気になっていった、Mac OSX。
そんなMac OSXは、2012年以降は、その名称がOSXに改称されることになって、2016年以降は、さらに、macOSに改称されることに。
それでは、続きましては、Mac OSXが、いったい、これまでにどのような変遷をたどってきたというのかを、じっくりと確認していくことにしましょう。
さっそく、ご覧ください。
2.Mac OSXの変遷
Mac OSXの変遷は、なんともダイナミックなものになっていました。
2001年にリリースされて以来、2012年にはOSXに、2016年にはmacOSに改称されながら、2020年現在まで至っていたのですね。
それでは、その流れを見てまいりましょう。
まずは、2001年3月24日に、Mac OSX v10.0がリリースされました。
続いては、2001年9月25日に、Mac OSX v10.1がリリースされました。
続いては、2002年8月24日に、Mac OSX v10.2がリリースされました。
続いては、2003年10月24日に、Mac OSX v10.3がリリースされました。
続いては、2005年4月29日に、Mac OSX v10.4がリリースされました。
続いては、2007年10月26日に、Mac OSX v10.5がリリースされました。
続いては、2009年8月28日に、Mac OSX v10.6がリリースされました。
続いては、2011年7月20日に、Mac OSX v10.7がリリースされました。
ここで、名称が、Mac OSX からOSXに改称。
続いては、2012年7月25日に、OSX v10.8がリリースされました。
続いては、2013年10月22日に、OSX v10.9がリリースされました。
続いては、2014年10月17日に、OSX v10.10がリリースされました。
続いては、2015年9月30日に、OSX v10.11がリリースされました。
ここで、名称が、OSX からmacOSに改称。
続いては、2016年9月20日に、macOS v10.12がリリースされました。
続いては、2017年9月25日に、macOS v10.13がリリースされました。
続いては、2018年9月25日に、macOS v10.14がリリースされました。
続いては、2019年10月8日に、macOS v10.15がリリースされました。
そして2020年11月13日に、macOS v11.0がリリースされました。
以上がMac OSXの変遷となりますが、いかがだったでしょうか?
さながら、ちょっとした歴史絵巻のような感すらありますよね。
これからも、Mac OSXがどのような変遷を見せていくというのか、楽しみでなりません。
3.Mac OSXのコードネームの意味と由来
このようなMac OSXは、コードネームも注目されてきました。
そこで、Mac OSXのコードネームの意味と由来も確認していきましょう。
Mac OSXのコードネームの意味と由来とは、実に意外なものでした。
OSX v10.8までのコードネームは、ネコ科の動物。
そしてOSX v10.9以降のコードネームは、アメリカのカリフォルニア州の地名から採用されていたのですね。
OSX v10.8までのコードネームは、Mac OSX v10.0が、Cheetah(チーター)。
Mac OSX v10.1が、Puma(ピューマ)。
Mac OSX v10.2が、Jaguar(ジャガー)。
Mac OSX v10.3が、Panther(パンサー)。
Mac OSX v10.4が、Tiger(タイガー)。
Mac OSX v10.5が、Leopard(レパード)。
Mac OSX v10.6が、Snow Leopard(スノーレパード)。
Mac OSX v10.7が、Lion(ライオン)。
そしてOSX v10.8が、Mountain Lion(マウンテンライオン)でした。
OSX v10.9以降のコードネームは、OSX v10.9が、Mavericks(マーベリックス)。
OSX v10.10が、Yosemite(ヨセミテ)。
OSX v10.11が、El Capitan(エルキャピタン)。
macOS v10.12が、Sierra(シエラ)。
macOS v10.13が、High Sierra(ハイシエラ)。
macOS v10.14が、Mojave(モハベ)。
macOS v10.15が、Catalina(キャタリナ)。
そしてmacOS v11.0が、Big Sur(ビッグサー)でした。
4.Mac OSXのOS 9以前の変遷一覧
それでは、おしまいに、Mac OSXのOS 9以前の変遷もたどっておきましょう。
まずは、System。
続いては、System 6。
続いては、System 7。
続いては、System 7.1。
続いては、System 7.5。
こもまでの日本語版に関しては、「漢字Talk」という名前がつけられていました。
漢字Talk7.5.5などと表記します。
続いては、Mac OS 7.6。
1997年3月に発売されたこのバージョンからは、それまで通称として用いられてきた名前「Mac OS」が正式名称となりました。
続いては、Mac OS 8.0。
続いては、Mac OS 8.1。
続いては、Mac OS 8.5。
続いては、Mac OS 8.6。
続いては、Mac OS 9。
続いては、Mac OS 9.0.x。
続いては、Mac OS 9.1。
そして、Mac OS 9.2でした。
Mac OSXは、OS 9以前の変遷もスケールが大きかったのですね。
ということで、ここでは、Mac OSXについて、たどって来ました。
ずいぶん歴史があったわけですが、いかがだったでしょうか。
過去のものも味わいながら、今後リリースされていくメジャーバージョンアップするMac OSも時々確認していきたいと思います。