中古ドメインを買ってトレンドブログで稼いでからサイト売却した一部始終をまとめたレポート

macでブログをやる画像

この記事は、2021年3月に制作し、パスワードで保護していた記事を2022年5月19日に保護解除して日付を新しくして公開したものです。扱っているネタがやや古いのはご了承ください。

ブログで稼ごうとしている人はここ数年で増大していて、体感的には10倍以上になっているような気がします。

つまりライバルが増えている状態ですね。

こういった中で以前と同じ方法でブログをやっていても、中々思うようには稼げません。

このレポートでは、既にトレンドブロガーが急増して飽和状態ではないかと言われて久しい昨年2020年に、僕が実際にトレンドブログで稼いで、そのサイトを売却したところまでを細かくお伝えしています。

どうして杉本が稼ぐことができて、さらにそのサイトを売ることができたのか、その手順を公開していますのでぜひ最後まで読んでみてください。

トレンドブログは飽和状態?

2021年、コロナ渦において在宅で稼ぎたくて多くの人がトレンドブログを始めている今日このごろ。

以前からあった「トレンドブログはもう飽和しているのではないか」という議論がより激しくなっています。

この話題に対する単刀直入な答えは「飽和していない」です。

単純にYahoo!ニュースから検索キーワードを引っ張ってきて関連キーワードを調査して記事を書いても、既に同じような記事が乱立しています。

例えば、歌手のLiSAさんをYahoo!の検索窓に入力すると、

LiSAのYahoo!虫眼鏡の画像

こんな感じに虫眼鏡キーワードが出てきますよね。

年齢、旦那、結婚、紅蓮華、uru 再会・・・と。

ですが、だからといって

「LiSAの年齢や旦那との結婚時期は?紅蓮華やUEUとの再会って?〜」

などというような誰が読むんだよっていうタイトルを作ってしまうとアクセスは集まりません。

ただ、こういう感じの記事ってたくさん出てくるんですよね。

だから余計に検索結果にも埋もれてしまって上位表示しないし、たとえ上位表示したとしても読んでもらえないという結果に。

ではどうしたら良いかというと、今話題になっている事柄の中であなたが一番きになる事「だけ」に絞って書くんです。

さっきたまたまLiSAさんを思いついたので例を出しましたが、僕はLiSAさんについてよく知りません。

ヒット曲「紅蓮華」はわかりますが、「鬼滅の刃」を見ていないのです。

それでも、一定数いるそういう人向けの記事は書けます。

例えば「知恵袋」を見てみましょう。

質問がズラーッと出てきますが、僕が気になったのは・・・

LiSAの知恵袋の画像

「LiSAが鬼滅の刃のおかげで売れた一発屋と思ってる方は、紅蓮華を出すより・・・」というもの。

今見るとビューの数は少ないんですが、これが気になりました。

ではここからどう記事タイトルに繋げるのかというと、この質問の中に書かれていることを使います。

この質問の中には、LiSAが鬼滅の刃の主題歌を歌うよりも以前に、

  • 横浜アリーナ2days
  • さいたまスーパーアリーナ2days

のライブチケットを即完売させていたということと、Twitterのフォロワー数が既に80万人を超えていたことが書かれていました。

さらに、ベストアンサーから、

  • oath sign
  • Rising Hope
  • ctossing field

といった人気曲が既にあったことや、Mステで藍井エイルさんと共演したり、Catch the Momentという曲のときにソロで出演したりしたことがあったことも分かったんです。

こういったけっこう細かいことに絞ってまとめた記事を作ることで、より読者に届く記事になります。

何を言いたいのかというと、こういうふうにネタの選び方やタイトルの付け方、内容を絞ったものにするといった工夫をすること前提にトレンドブログは飽和していないと言えるということですね。

飽和してませんから、余計な心配をせずにトレンドブログで稼げるようにやっていきましょう。

ブログ立ち上げの初期からアクセスを稼ぐには?

ブログをやったことがある場合は分かると思いますが、ドメインを取ってWordPressをインストールして、記事を書き始めたばかりの頃って、まったくアクセスが来ませんよね。

1日ゼロPVの状態が何日も続きますし、20記事くらい書いていてオープンから1ヶ月以上経っているのにまだ1日3PVとか。

誰も読まないわけです。

Googleにインデックスされるのも遅いし、検索結果にも全然出ません。

これは一定数記事を投稿して時間が経過することで徐々に改善していくんですが、できれば最初からそれなりにアクセスが集まって欲しいですよね。

僕も長くブログをやってきて、中々新しいサイトを始める気になれなかったのはここがネックになっていたからです。

しかし、2019年中頃あたりから僕の周りで「中古ドメイン」で結果を出す人が増えてきました。

ブログ初期からけっこうアクセスが来るというんです。

これは試さない手はないですよね。

さっそく中古ドメインショップで厳選して、良さそうなのを購入して記事を入れていみました。

自分のプロフィール記事を6つほど書いてアドセンス審査を通過、しばらく放置していたところ、アクセスがあることに気づいたんです。

「間を置かずに記事を書いたほうが良いかも」

購入前に、その中古ドメインで運営されていたサイトを調査して、その旧サイトの名残を含んだような記事を投稿。

もうかなり来ましたね。

その記事だけで1日10人は見ます。

すごくないですか?

中古ドメインの買い方を教えてくれた先生に報告したところ「当たり引いたっぽいですね」とのこと。

その後いくつか中古ドメインでサイト運営していますが、当たり外れはやっぱりありますね。

ですが、調査をきちんとして数値も測ったりすれば、当たりを買う確率を上げられることも分かってきましたよ。

中古ドメインはこうして選んだ

ここでは中古ドメインの選び方を見ていきましょう。

中古というくらいですから、既に以前に誰かが使っていたドメインなんです。

ということは、そのときに運営されていたサイトが存在していたわけで、それを見ることができればどんなサイトだったのか確認できますよね。

今は存在しないサイトを見る方法は、あるんです。

古いサイトを見る「ウェイバックマシーン」のトップ画像

この、ウェイバックマシーンというサイトで、検索ウインドウに見たいサイトのURLを入力して閲覧履歴ボタンを押すと、見れます。

現在存在しないサイトだけでなく、今あるサイトの以前の状態も確認可能です。

こういうツールを使って、購入を検討しているドメインで運営されていたサイトを徹底調査してみました。

僕が選んだのは、かつて存在したバンドの公式ホームページのドメインです。

このバンドはインディーズでしたが、活動をネットで調べるとかなり人気があったことが分かりましたし、たくさんの良さそうなバックリンク(被リンク)もありました。

こうやって、良いドメインかどうかを出来るだけ調べてから、買うかどうかを決めたんです。

けっこう慎重ですよね。

ブログの内容を中古ドメインに合わせた

新たにブログをやろうと思ったとき、最初から内容(サイトのジャンル)を決めていたわけではありません。

ある程度、エンタメ系ということだけは意識していましたが、実際に方向性を決めたのは、購入する中古ドメインを決めたときです。

買うと決めたドメインは、インディーズとはいえ今はなき人気バンドの公式サイトが運営されていたんですからね。

もう「音楽サイト」しかないでしょう。

選んだジャンル

僕が選んだ新サイトのジャンルは「音楽」でした。

方向性は、音楽に関連していれば何でも良しとし、読者にとって音楽に関わる気になる話題をどんどん取り扱っていくというもの。

音楽といっても歌手やシンガーソングライター、バンド、アイドルなど多種多様な形態のアーティストがいますから、ネタには事欠きません。

キャッシュポイントとしては想定したのは、

  • Googleアドセンス
  • 音楽配信サービス
  • 動画配信サービス(VOD)
  • CDやDVD(アマゾンや楽天)

でした。

音楽の特化サイトというと難しく思えるかもしれませんが、実は簡単。

普通にトレンドブログと対して変わりません。

特化サイトとトレンドブログのハイブリッド

特化サイトのメリットは、よく安定してアクセスが得られる的なことを言われます。

それは確かにあるかもしれませんが、内容によるでしょう。

それよりももっと良かったところは、「音楽関連」とあえて限定的にすることで、ネタ選定が楽になったことです。

もう、お笑い芸人の不倫とか、政治家のスキャンダルは無視。

余分なことを追いかけなくても良いんです。

むしろ、ミュージシャンや音楽番組等に絞ったおかげで、より深いネタを掘っていけるようになりました。

たとえば、BiSHのメンバーそれぞれのプロフィール記事や、彼氏の噂、ソロ活動のニュース、旧メンバーの現在など細かい所に迷うことなく踏み込んでいけます。

ジャンル限定せずに何でも来いの「ごちゃまぜ」トレンドブログだと、「これだけを掘っていって良いのか?」と不安になって、他の新しい話題を探したりしてしまいがちですよね。

僕は特化サイトとトレンドブログの良いとこ取りのハイブリッドが、これからやっていくのに最適だと考えています。

実際、中古ドメインとの相乗効果で、最初からかなりハイペースにアクセスを増やせましたし、当然収益も比例してどんどん増えたので間違いないかと。

ジャンルを限定して新しい細かな話題に常にフォーカスしていたら、更に良いことがありました。

「Google砲」です。

Googleディスカバー(Google砲)に載せる方法

ある時、リアルタイムアクセス数が爆発した状態(つまり数百〜数千PV来ている状態)が1日中続くことがありました。

夜中もです。

かなり嬉しいですが、不思議ですよね。

夜の間も数百人ずっと見てるわけです。

いろんなブラウザや検索エンジンで検索して調べた所、Googleアプリのニュースフィードに掲載されているのが確認できました。

アナリティクスのリファラー(どこから見に来たのか)を見ると、「google apis」というのが多かったんですよね。

どうもこれがGoogleアプリからの流入だったと思われます。

ちょうどそのころ、このGoogleのニュースに取り上げら得ることを「Google砲」というようになってきていたんですが、意図的に載せるのは難しいとされていました。

ですが、僕の音楽特化トレンドの記事は20くらいは載りました。

一度載ると、ソレ用のクローラーがチェックしにくるようになるのかもしれませんね。

ある意味コツを掴んでいた僕は、意図的に載せられていたんです。

その方法は、記事のタイトルと内容を一致させて、超限定的な話題に絞って投稿

これだけです。

当然、タイトルの付け方やどのネタを選ぶかは工夫していましたが。

年末はこのジャンルのご褒美タイム

僕は音楽特化トレンドブログをやっていたんですが、この音楽のジャンルにとって年末はご褒美タイム、ボーナスステージになります。

ブログで安定して稼いでいくためには、2〜3ヶ月先のアクセスを想定して事前に記事を投稿していくのが基本です。

僕は年末の大型音楽番組放送時にアクセス爆発させるために、10月頃から記事を仕込んでいました。

12月の大型音楽番組は

  • FNS歌謡祭
  • 日本レコード大賞
  • Mステウルトラスーパーライブ
  • 紅白歌合戦
  • CDTVスペシャル

があります。

これらの仕込みをしたわけです。

仕込みというのは、これらの番組に出演するアーティストや司会者などの個別記事を入れること。

こうすることで番組放送中ずっとアクセスが来ます。

予定通り、12月は常にアクセスが来ている状態となりました。

テンション高く来年の仕込みができて楽しかったですね。

Googleアドセンスと相乗効果の高いオーバーレイ広告

うまくアクセスが集まるようになると、それに比例してアドセンス報酬も伸びます。

もしアマゾンや楽天の広告も載せている場合、相乗効果で収益がアップしますが、それなりの手間がかかるので面倒でした。

できればアドセンスのように、ただ設置しているだけで収益が増えたら良いますよね?

僕のサイトに以前からオーバーレイ広告の営業メールが届いていて、試しに取り入れてみることにしました。

そうしたら驚きの結果に。

ただ設置しただけでしたが、翌日から収益が2割増になったんです。

オーバーレイ広告というのは、スマホ画面の下からニョっとでる横長の広告。

好き嫌いあるかもしれませんが、効果があるのでおすすめです。

ただし、ある程度アクセスがないとほとんど収益出ないと思いますが。

目安は1日1万PVを超えたら導入する感じでしょうか。

Googleコアアップデートの影響

こんな漢字で調子よく稼いでいましたが、2020年5月のGoogleアップデートの影響を受けました。

急激にアクセスが減ったんです。

当然、こういったことは想定していたので、他のサイトの方に注力することに。

同時に、この音楽サイトの売却を本格的に進めていきました。

ブログを売却しました

音楽サイトが絶頂を極めていた頃、サイトを売却しないかというオファーメールが時々届いていました。

いくつかの売却サイトで査定してみたところ、2000万円くらいの値がついていたんです。

この査定額は月々の収益に一定の数字を掛けたりして計算されますが、収益の推移のしかたによっても変わってきます。

2020年5月のGoogleアップデートによってアクセスと収益が減ってしまった段階では、2000万円なんていう金額では売れません。

改めて価格設定をすることに。

ここで考えたのは、いつまでも粘らず、早めに売却を終わらせることでした。

今後もしかしたらさらにアクセスが減ってしまうかもしれませんし、他のサイトに集中するためにも早いに越したことはありません。

しかし、早く売却するためには、購入者にとってお得な値段を付ける必要があります。

思い切って200万円にしました。

案の定、即問い合わせが。

ぜひ買いたいと。

いくらで売れたのか

売買交渉が始まった僕の音楽サイト。

いくらで売れたんでしょうか?

購入の問い合わせが来たとき、値段設定ちょっと安すぎたかな、と思いましたがとにかく早く売却したかったので、多少の値引きには応じるつもりでした。

しかし、思ったよりも大胆に値引きを要求されたんです。

なんと100万円でどうかという。

買い手は相場観がない方かな、と思いましたが、決断のしどころだと感じた僕は、即OKを出しました。

そしてその日のうちに売買手続きに入ったのです。

売却決定ですね。

短期間にまとまったお金が入って良かったですが、改めて考えるとやっぱりちょっと安すぎたかなと思いますね。

もっと高く売却するにはどうしたら良いか

もっとサイトを高く売るにはどうしたら良いでしょうか?

今の所僕は、サイトのアクセスが絶好調の状態で売却するのが正解だと思っています。

せっかく大きく稼げるサイトになったのに売ってしまうのはもったいないと感じるかもしれませんが、買う側からしたらこれからもっと稼げるようになりそうなサイトの方が欲しいですよね。

稼げている状態なら、より強気な値段設定もできますが、割安な値段で売り切るのが良いんじゃないでしょうか。

つまり相場では2000万円だったとしても、買い手にお得感を持ってもらうには900万円くらいが良いと感じます。

つまり相場を考えず、自分に資金があった場合に「どれくらいなら買いたいか?」を考えてみるわけです。

結果的に、粘っているうちにアクセスが減って、100万円になってしまうよりも何倍も高く売れることになるので。

アクセス激減しないのが一番ですが、誰のどんなサイトでもGoogleアップデートの影響を受ける可能性はあります。

サイト売却の最にはこうしたことを考慮すると良いと思います。

中古ドメインを買って音楽特化トレンドブログで稼いでからサイト売却したまとめ

ここまで、中古ドメインを買って音楽特化トレンドブログで稼いで、そのサイトを売却したことをレポートしてきました。

では、いったいいくらで中古ドメインを買って、音楽特化トレンドブログでいくら稼いで、そのサイトをいくらで売ったのかをまとめます。

中古ドメインの購入価格は19000円でした。

意外に安いですよね。

記事を本格的に入れ始めたのが2019年10月、売却したのが2020年10月です。

その間、そのブログの収益は約400万円で、売却価格は100万円でした。

外注費用は約20万円ですから、自分の作業費用は考えないとすると、約480万円の利益でした。

ちなみにこの期間、僕は住宅会社に勤務して給与をもらい、その他のサイトやコンサルの収入もあったので1サイトの収益としては十分かなと思います。

ということで以上です。

ぜひ参考にされてみてください。


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