XMindはマインドマップを作るのに効率的なアプリです。
しかし、同名のアプリが存在していることが分かりました。
どちらも元々は同じでしたが、どうやら日本版とインターナショナル版(通常版)でそれぞれ独自に進化したようですよ。
この記事では、2つのXMindの操作性やデザインを比較、どちらを使うのが良いのか考察してみました。
ではさっそく見ていきましょう。
〜この記事の内容〜
XMindは2つある
マインドマップ作成アプリとして評判の良いXMind。
僕も使ってます。
先日、僕が参加しているコミュニティーでマインドマップをシェアし合った際、先生の本田さん制作のマインドマップがたいそう見やすかったんです。
どうやらXMindを使って作っているようだったので、どのテンプレートを使えばこんなに見やすくなるのか質問したところ、デザインの変更手順を教えてくれました。
画面右上にある「フォーマット」から調整できるとのこと。
しかし、自分のアプリで操作しようとしても、まったく「フォーマット」が見つからず、それに近い「シートファイル形式」で試してみました。
結果、近い感じにはできたけど、理想の形(本田さんのと同じデザイン)には遠い感じにしかできません。
これはバージョン違いではなく、別物だなと感じたので調べたところ、やはり違うアプリだったんです。
僕が使っていたのは、香港のXMind Ltdにより日本市場向けに開発されたものでした。
そして本田さんのXMindは、同じXMind Ltdが通常に全世界向けにリリースしているもの。
元々は同じなので、基本的な使い方は同じですが、使った感じがぜんぜん違うんですよね。
XMind日本版とインターナショナル版の操作性の違いは?
XMindの日本版とインターナショナル版(通常版)を両方とも使った感想をお伝えします。
日本版は少々もたつく感じがするのに対し、通常版はサクサク動く印象です。
特に、既に作ったサブトピックを移動する時なんかかなり違います。
日本版は思うように動いてくれないときがありますが、通常版は一発でバシッとハマってくれる感じ。
XMindの日本語版と英語版のデザインの違い
デザインに関してはどちらも設定変更によってある程度自由に変えられるので、どちらが良いというのは人それぞれかもしれません。
しかし、デフォルトでより見やすいデザインになっているのは通常版の方じゃないでしょうか?
デフォルト設定からツリー表示に変更しただけのもので比較してみます。
↓日本版
↓通常版
かなり違いますよね。
個人的には、ツリー表示でやることが多いため、プリント(PDF)する際によりコンパクトにできる通常版の方が合ってるかな〜と感じました。
デフォルトの色柄含めて、その変更のしやすさも通常版の方が優れているような・・・。
XMindのデフォルトテンプレート比較
XMindの日本版と通常版のデフォルトテンプレートを比較してみましょう。
デフォルト設定であっても、最初から気に入ったデザインがあればそのまま使うほうが時間の節約にもなりますし。
以下はそれぞれのデフォルトテンプレートの一部です。
↓日本版
↓通常版
XMindはどちらが良いのか?
ここまで比較してきました、XMindの日本版と通常版。
どちらの方を使ったほうが良いか、は実際には人によると思います。
ですが、ブログ記事のネタ調査やメルマガ戦略を練ったりする際の使い勝手は通常版のほうが個人的にはしっくりきました。
あくまで個人的な感想です。
マインドマップ作成アプリを検討している場合は参考にして頂ければと思います。
最後に各XMindがダウンロードできるページを紹介しておきますね。
↓日本版
XMind日本版|株式会社デジカ
↓通常版
XMind2020|XMind.Ltd.
通常版はMac APP Storeから「XMind」と検索するとそのままインストールできるので簡単ですよ。
以上、今回はマインドマップ作成アプリ「XMind」通常版と日本版を比較した感想でした。
いずれもお試し版に使用期限がないですし、殆どの機能を無料版で使えますから、両方試してみてより自分に合う方を使うのが良いと思います。
ではマインドマップを活用して、頭の整理していきましょう。